行き先は九州なのだが、初日は新幹線もしくは１８きっぷで関西へ向かい、半日関西で撮影などをしたあと夜行快速で九州へ向かうことにした。
私は１８きっぷ利用組で、九州まで片道わずか５１１０円で行ってしまったことになる。
この日の行程はこちら↓。
南浦和→京浜東北線２０９系各駅停車
→東京→東海道本線１８５系普通
→熱海→ 〃 １１３系普通
→豊橋→ 〃 ３１３系新快速
→大垣→ 〃 ３１３系普通
→米原→北陸本線 ２２３系新快速
→長浜→ 〃 ４１９系普通
→新疋田→ 〃 ４１９系普通
→近江塩津→湖西線 ４１９系普通
→京都
朝早くに南浦和を出、普通列車をたくさん乗り継いで敦賀の一歩手前にある新疋田へ。
この駅で撮影を行った後、湖西線経由で京都の駅へ向かったのであった。
京都からは新快速に乗車。運良く座れたため心地よく睡眠をとって、和田岬支線の始発駅である兵庫駅へ向かったのである。
１８５系普通伊東行
４１９系「食パン電車」
〜和田岬線下り〜
その誰もいない暗いホームに、青い１０３系は止まっていた。写真を撮ると、フラッシュの光で１０３系が闇に浮かび上がる。これほどまでに１０３系が綺麗に見えたことはあっただろうか。最後尾の車両に乗り込むと、車掌さんが声をかけてくださった。
車掌さん：「君たち、駅を見に行くの？」
私：「ええ、まあ」
車掌さん：「なら、先頭に行きな。駅舎は先頭車両から３０ｍくらい先にあるからね」
私：「そうなんですか。ありがとうございます。」
車掌さん：「あと、終電だから向こうで一分間ベルをならすよ。乗り遅れないようにね」
私：「あ、ありがとうございます」
ありがたいことを教えてもらったので、早速先頭まで歩いていく。ホームの先端から前方を見ると、どうやらクロスポイントがあり、右側の線路は山陽本線に繋がっているようだ。おそらく沿線にある川崎重工で製造された車両は先ほどの側線に一度入り、方向を変えて山陽本線へと入り、全国各地に配送されるのであろう。
結局、先頭車両でかぶりつくことにした。発車すると先ほどのクロスポイントを左に渡り、工場の密集地帯を縫うように走る。暗くてわかりにくかったが、右側には例の川崎重工の工場があるようだ。しかしそれを過ぎると意外や意外、住宅地が広がっている模様。川のようなものを渡り、あっという間に和田岬に到着。わずか２．７ｋｍ、和田岬線の終着である。
和田岬線ホームから山陽本線ホームを臨む
和田岬線１０３系
〜和田岬駅〜
わずか３分ほどで駅舎の写真を撮りあさり、例のベルが鳴り始めるのを合図に折り返しの列車に乗車。和田岬の５分の滞在時間はあっという間に過ぎ、折り返しの電車は和田岬の駅を去ったのであった。
和田岬線下り終電車内
和田岬駅（外側から） 和田岬駅（改札） 和田岬駅（内側から）
和田岬線終端 和田岬駅ホーム
〜その後〜
座席は良くはないし、減灯時間は遅いし、減灯しても暗くないし、正直ほとんど眠れなかった。
※余談…現在は平日と土曜日に、兵庫２０：３０発和田岬２０：３３着、和田岬２０：３８発兵庫２０：４２着の一往復が増発されている。
ムーンライト九州展望車