JR九州 | 三角線 | 上り | 終電 | 三角〜宇土 |
熊本 | 22:12発(予定) | → | 【551D】 | 下り | 普通 三角行 | → | 三角 | 22:59着(予定) |
三角 | 23:04発 | → | 【554D】 | 上り | 普通 熊本行 | → | 熊本 | 23:54着 |
〜あらすじ〜 | ||
この日は鉄道研究部2003年夏合宿の二日目。そう、和田岬線の文章の次の日だ。 ムーンライト九州を門司で降りた後の行程は↓の通り。 門司→鹿児島本線415系普通 →門司港→鹿児島本線885系L特急かもめ(白いかもめ) →戸畑→徒歩+北九州市営渡船+徒歩 →若松→筑豊本線キハ47系普通 →折尾→鹿児島・日豊本線783系L特急にちりんシーガイア →宮崎→日豊本線485系L特急きりしま →西鹿児島→鹿児島本線787系L特急つばめ →熊本 特急グリーン車での九州半周を果たし、九州一泊目は熊本。 熊本から市電に乗ってホテルにチェックインし、近くの交通センターの中にある有名店「こむらさき」でラーメンを食べた。 この「交通センター」、関東では考えられないくらいバカでかい。市内バスから九州各地へ向かうバス、さらには長距離バスなどがひっきりなしに発着を繰り返している。場所も街の中心街に位置し、間違いなくJR熊本駅より活気がある。 その後ホテルで一休みし、21時半も過ぎてから出発。熊本駅へ向かう・・・。 |
門司港駅 「白いかもめ」グリーン車内 |
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〜三角線下り〜 | ||
電停で市電を待つのだが…渋滞に巻き込まれたのだろうか、さっぱり来ない。やっと来た市電に乗り込み、「早く着け」と願う。願うしかない。しかし、こういうときに限ってゆっくりと進むのがこの世の常。列車にはギリギリの線だ。「乗れなかったら」の計画も考えながら、前方を見守る。発車1分半前、ギリギリ熊本駅前に着く。 当然ダッシュ! 改札機にグリーン豪遊券を突っ込んでエスカレーターを超高速で駆け上がり、階段を飛び降りながら、なんとかホームに停まっていたキハ31に飛び込む。こういうときに、中学の2年間朝霞台(東武東上線)〜北朝霞(武蔵野線)の間を毎日のように1分乗り換えし、駆け込み乗車の技術を得ておいたのが役に立つのである(←駆け込み乗車は大変危険です。通行人等の他人や列車の運行に迷惑をかけるような無謀な挑戦は絶対におやめください。)。 ここでほっと一息つくのは良いのだが…発車時刻は過ぎているのに列車が発車しない。どうやら、鹿児島本線の列車が遅れているらしいのだ。まぁ…急いで乗れたときに限ってこういうこともあるものだ。割り切ろう。今まで何度こんな目に遭ってきたものか…。 結局熊本の駅を5分ほど遅れて発車。三角駅での折り返し時間が…ないかもしれない? 列車の方は熊本から2駅目の宇土までは鹿児島本線を走り、宇土から三角線に入る。さてこの三角線、昼間は山あり海ありの風光明媚な景色が見えるのだそうだが、当然夜では何も見えない。右側に時折ちらっと光る「平野」が広がっているだけだ。 でも決してつまらないわけではない。夜の闇に響くディーゼル単行列車のドラフト音と、タタンタタンという線路の響きはなかなか味がある。 熊本発車時点では座席定員が埋まるぐらいの乗車率だった車内も続々と乗客を降ろし続け、三角線に入って2駅目の住吉で上り列車と交換する頃には座席は空いてきていたし、さらに2駅進んだ網田(おうだ)あたりではかなり乗客が少なくなっていた。 そして熊本からわずか50分弱、あっという間に終点の三角に到着。熊本で発車が遅れた影響から、終点の三角にも結構遅れて到着した。 |
キハ31 ※なかもず様ご提供※ 三角線のサボ |
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〜三角駅〜 |
折り返しの列車は同じ車両で、もちろん終電である。ところが列車が遅れて到着した上もともと折り返しの時間が短いことから、いつ発車するのか全く読めない。もし三角駅に取り残されてしまったらそれはそれは大変なことになってしまう。ということでやむを得ず車内からほとんど出ずに三角駅を観察することにした。 |
三角駅駅名標 |
三角駅改札付近 |
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〜三角線上り〜 |
結局少し遅れたまま列車は発車。その車内は…我らが鉄研有志3人衆の貸し切り。列車は誰も乗り降りしない駅に停まっては発車し、停まっては発車しを繰り返す。そんな中でも熱心に車内放送を続ける運転士の姿はある意味感動に値した。途中からは多少乗客も乗ってきたが、十分な時間一両貸し切りの最高の気分を味わうことが出来た。これぞ終電! そうして列車は終点の熊本に到着したのであった。 |
三角線上り終電車内 |
〜その後〜 | ||
深夜の熊本に到着。さぁて市電も終わってるし、タクシーを呼ばないと…おおっ!? 駅前にはタクシーがずらり。ははぁんなるほど。都市圏電車終電あたりの役割をタクシーが担っていると言うことですな。早速タクシーに乗り込み、ホテル名を告げる。 ブォォォォォン!!!急発進したタクシーは、市電のいない大通りを爆走! 90km/hは軽く出ていたと思う。あっけにとられていると、運転手から話しかけられる。 運転手さん:「君たち高校生なの?」 私:「はい。(実は一人中3だったが話が面倒くさくなりそうなので流す)」 運転手さん:「どっから来たの?」 私:「東京です。」 運転手さん:「ほぉ〜。そりゃもしかして青春なんたらきっぷってやつか?」 私:「はい。青春18きっぷです(ホントは「グリーン豪遊券の使いまくり」だが流す)。普通列車なら一日でどこまで行ってもいいんですよ」 運転手さん:「ほぉ〜それはご苦労さん。で、明日は観光でもするのか?熊本城とか?」 私:「あ、まぁそうです(もちろんそんなことはしないがやっぱり流す)。」 運転手さん:「そうか〜。熊本城はなぁ…(中略)…あれなんだっけなぁ…」 私:「…」 こうしてうまく一般の旅行中の学生とすることに成功したのであった。だってそれ以外なんて説明したらいいのよw。 走行ルートは何か遠回りしていたような気がしたがそれはどうやら気のせいで、ホテル前の道が混んでいるからってその前で降ろしてくれるくらい親切なドライバーさんだった。 ※余談…2004年3月改正で三角線は休日に快速列車の新設と普通列車の削減が行われ、【554D】は廃止された。そのため現在は上りの終電がおよそ1時間早くなっている。 また、「九州グリーン豪遊券」は九州新幹線開業に伴い(?)廃止された。 #このページは写真が不足気味です(^_^; 関連した写真をお持ちの方、提供して頂けるとありがたいですm(_ _)m |
熊本駅 |